
初めてこのアイディアを知ったのはまだ新人だった1970年代のMDRTアニュアル・ミーティングでのことでした。それ以来、多くの法人案件で活用し、実績を上げてきました。
法人クライアントにアプローチするには経営者にわかりやすい説明をすることが重要です。
そこで「仮に御社で余剰人員を採用して、その人にはトイレ掃除や単純作業をさせていたとしましょう。仮にその社員の働きがあまり輝かしくなかったとしても御社の業績に大きな影響はありますか」と問いかけます。返事は常にNOです。「そうであれば、私がその余剰人員だという仮定で、終身保険のコンセプトを説明させてください」と言います。
御社社員としての私。
- 時給$10で働きます。
- 10年間雇っていただければ、その後は給料なしでも社長が生きている限り働き続けます。
- 20年間雇っていただければ、その後は給料なしでも社長が生きている限り働き続けます。
- 社長が勇退する際には、退職年金をお支払いします。
- 融資が必要になったら、融資を提供するか私に払っていただいた金額の90%を上限に保証人として融資を受けられるようにします。
- もしも社長が働けなくなったら、私の給料は払わなくて結構です。
- 社長に万が一のことがあれば社長のご家族と御社のためにまとまった資金をお支払いします。
こういう条件で私を雇っていただけないでしょうか。
George B. Sigurdson, CLUはカナダ、マニトバ州Winnipegで活躍する1973年からMDRT会員。現在はトップ・オブ・ザ・テーブル会員。2017年のMDRTアニュアル・ミーティングでの講演から“Put me on your payroll.”