
Thian Lung Jongは、適切なファイナンシャル・プランニングの重要性がパンデミックをきっかけに消費者に明らかになるのを目の当たりにしました。
皆さんはしっかりとした財務計画を立てている人とそうでない人との違いに早いうちから気付いたと思います。多くの人はこの時期に人生の選択肢を見直し、必要性を理解すれば変化を起こすのは難しくないことを悟りました。
この時期に何を学びましたか?
まず自分自身の健康にもっと気を配るようになり、免疫力を高めて健康を維持するのに必要なことは何でも行うようになりました。第二に周囲に気を配るようになり、より礼儀正しく忍耐強くなりました。第三に経済的な不安がないことは精神的に非常に楽だということが分かりました。多くの人は健康とお金のことで気をもんでいますが、私は健康のことだけ気を付ければ良いからです。
仕事の面で変化はありましたか?
以前は1年のうち6ヶ月間出張していましたがパンデミックが起きて基本的には地に足がついた状態になりました。そのおかげで自分自身に再び集中することができ、良い気分転換になりました。自分の心と体が望むことをするために多くの時間を費やしました。正直に言うと何もしない日もありました。
まず自分と家族の安全や健康を守ること、身体面だけでなく精神面でも健康でいることを第一にしました。やりたくないことを無理にやらないよう心掛けています。私たちは何をしていても生産的になれると思うからです。自分のメンタルヘルスに気を配って、自分がポジティブになる状態を作りだすことで高い生産性を実現できます。
また最近出版した私の本を中国語から英語に翻訳することにも取りかかりました。仕事の面では、マレーシアがMCO(移動規制命令)下に置かれた1週間後にオンライン会議を行えるようにしました。とは言え、チームの全員に何かしらの形で以前のようなルーティンを持たせるべきだと感じています。
MCOの期間中はチームの士気を上げたいと思っている人向けの無料オンライン・プレゼンテーションを各地で数多く行いました。プレゼンテーションを通してこの時代に必要とされている事柄を本当に感じ取ることができました。私は何年も前からマインドセットの重要性を訴えてきました。全てのアドバイザーにできる限り手を差し伸べ、自分の役割を果たして行きたいと思います。
Thian Lung Jongはマレーシア、クチンの12年間 MDRT会員。連絡先はthian@jmh.my。