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成功へのプロセスで目標を機能させるには
成功へのプロセスで目標を機能させるには

6 07 2022

成功へのプロセスで目標を機能させるには

あなたの目標は成功へのプロセスでしっかり機能していますか。二人のMDRT会員の経験を元に、目標設定とその実行へのヒントをご紹介します。

By 三堀 翔子 (Shoko Mihori)

対象のトピックス

シンプルなアイディアで人生の転機を迎えた経験はありませんか。Tancock氏は一つのセールス・アイディアに出会い、仕事面でもプライベートでも大きな影響を受けました。 

MDRTアニュアル・ミーティングで様々なセールス・アイディアのメモを取っていたとき、ある講演者が「夢と妄想の違いは締め切りがあるか否かです」と言いました。Tancock氏は手早く書き留めました。その言葉が紙から飛び出てくるような錯覚を覚えたということです。 

「夢と妄想の違いは締め切りがあるか否かです」との言葉で思い浮かんだのは長い間考えてきたけれども実現には程遠い、家族とイタリア旅行へ行くという個人的な目標でした。その目標が重要だったのは、Tancock氏がイタリア南部の小さな村で生まれ、カナダ人と結婚して当時10代だった二人の息子を育てていたからです。彼らにTancock氏が生まれた場所を見せ、幼い頃歩いた道を一緒に歩き、3週間かけてイタリア全土を回りたいと思っていました。Tancock氏は飛行機の座席に座りながらあのフレーズについて再び思い巡らし、何も書かれていない紙を取り出して「家族でイタリア旅行」と書きました。その横に初めて締め切りを書き添えました。 

一年先というぎりぎりの期限でしたが、紙に書いたその日付を見て目標を達成するための三つのステップの第一歩を踏んだことを実感しました。Tancock氏は締め切りを設定したのです。 

次のステップは達成するのを妨げている課題をはっきりさせることで、主要な障害は二つありました。一つ目は、自宅の大規模な改装のために貯金をつぎ込んでいたため旅費を工面することができませんでした。二つ目は、仕事を休むことでした。イタリアに3週間もいるためクライアントへのサービスの質や業績に悪影響が及ぶのではないかと危惧しました。 

飛行機が着陸する頃には三つ目のステップである障害を取り除くことに着手しました。自宅改装の一部は1年間保留にし、Tancock氏がいない間にクライアントが良いサービスを確実に受けられるようスタッフを一人増やすことを決意しました。目標を紙に書き締め切りを設定した後は全ての計画と行動がそのゴールに向かって進み、ついに1年後、Tancock氏たちはイタリアに着きました。Tancock氏が生まれた家の軒先に並んで座ったことを含め、イタリアでの3週間は一生心に残る家族の思い出となりました。 

アニュアル・ミーティングで聞いたシンプルなフレーズが多くの前向きな変化をもたらしたので、夢に締め切りを設けることが有効ならきっとクライアントにも有効に違いないと考えました。Tancock氏は、目標に基づくファイナンシャル・プランニングを採用し顧客ごとに締め切りを設けることで、自分のクライアントが目標を達成する満足感と歓びを味わうことができたといいます。 

不運な日を経験したことがありますか?私はあります、と語るKirály氏は、たった18ヶ月で失敗から成功へと復活を遂げました。 

不運な日を経験していた当時、身も心も疲れ切っていたKirály氏は、最低限の営業活動をするのがやっとでした。そんな時、プロ講師協会の認定プロスピーカーであるSandro ForteにKirály氏の抱えている問題についてメールを出したところ、SandroはKirály氏のメンターになると言ってくれました。「早く行きたいなら一人で行け、遠くへ行きたいならみんなで行け」というアフリカのことわざがあります。Király氏はメンター(指導者)を持ち「遠くへ行くこと」に決めました。Sandroは非常にインスピレーションに富んだ人で、彼のアドバイスはどれもこれも役立つものでした。働かされるのではなく、自分が人を動かす仕事をすること、そして独特な見込客探しを学びました。彼に教わったアイディアを日々実行していくと、なんと8カ月でMDRTに入会できる成績を達成できました。 

Király氏の教訓のひとつは、目標にコミットすることだと語っています。 

コミットメントと努力なくしては、ここまで来ることはできなかった。目標を定め、その目標にコミットすることが非常に大切です。新しいアイディアを実行に移しても、結果はすぐにでません。同じプロセスを何度も繰り返す必要があります。結果が出るまで時間がかかりました。けれどもそのプロセスにコミットすれば、必ず結果は出ます。(焦りは禁物です…)。 

 

Contact: MDRTeditorial@teamlewis.com