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3 15 2022

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人とつきあうためには、まず自分づきあいが大切~自らが輝き楽しめば人も輝かせられるだろう~

「かっこつけて生きていた」という有名なサッカー少年は、生命保険会社へ転職して大きな挫折を味わうことになりました。MDRT登録回数は11回、またプルデンシャル生命分会の理事ならびにMDRT日本会広報委員会の委員も務める美川 潤会員は、沈んだ自分を深く見つめ直すことで再起のきっかけをつかみました。「自らが輝き楽しめば人も輝かせられるだろう」と自分自身と真摯に向き合っています。

対象のトピックス

有名なサッカー少年は「かっこよく」生きてきた

日本の古都、京都は古くからあるお寺などの名所、旧跡が有名で世界各国から旅行者が訪れます。一方で人口250万人を超える一大商業地域としての一面もあり、スポーツが盛んなことでも有名です。この京都で少年時代を過ごした美川会員は「高校生時代に京都代表としてインターハイや国体に出場したこともある」という、地域で有名なサッカー少年でした。周りから多くの注目を集めて育った少年は、慶應義塾大学に進学・卒業後、大手IT企業に就職し順風満帆に社会人人生をスタートさせました。しかし、「かっこつけて生きていた」という美川会員は、保険会社へ転職して初めて大きな挫折を味わうことになったのです。

自分が沈んでしまった 

華麗な経歴を背景に生命保険会社へ転職した美川会員は、これまで経験したことがない挫折を味わったといいます。「最初の2~3年は全く結果がでなかった。人とつきあうのは得意だと思っていたが、実はそうではなかった。」と語る美川会員は、自分が沈んでしまうと感じたと語りました。ある見込み客には、「美川さんはすべてが完璧すぎて返って怖くなった。何を考えているか分からないところがあってロボットと話しているようだ。」といわれたといいます。苦しい状況が続く中で、「できないかっこ悪い自分を受け入れることが再起の始まりだった」と語りました。

人とつきあうためには、まず自分づきあいが大切で基本設定

「人とつきあうためには、まず自分づきあいが大切で基本設定」と語る美川会員。産まれてから現在までの華麗な経歴や上手くいった経験等の明るい部分だけではなく、辛い経験や苦い経験、上手くいかなかったこと等の暗い部分と徹底的に向きあうことを始めたといいます。「自分の過去の暗い部分って自分に蓋をしてしまっているため、なかなか思い出せないです」という美川会員は、同僚や先輩、コンサルタントの協力を得ながら、必死で「自分づきあい」にチャレンジしてきたといいます。

「人は自分のことを話す時、自身の明るい部分を話しがちで、暗い部分は話さない、もしくは話しても自虐的に小馬鹿にし、せせら笑いしながら話す人が多い」という。「自身の暗い部分を軽く扱っている人は、お客様や他の人の暗い部分も軽く扱っている傾向があり、逆に大切に扱っている人はお客様や他の人の暗い部分も大切に扱っている傾向がある」と話してくれました。

私たちは常に「自分づきあいと人づきあい」この両サイドのつきあいをしているという美川会員は、「人づきあいを良くしたければ自身の凸凹・明暗を大切に扱うという自分とのつきあい方に変えればいい!」「逆に自分づきあいを大切にすれば人づきあいも格段に良くなる!」と話しています。「我々生命保険を扱っている人間は、楽しい話、明るい話だけではなく、お客様の困っていること、悩んでいること、苦しいこと、辛いこと、死という深くて暗い部分まで相談に乗り寄り添い、問題を解決することを期待されています。」

「より深い自分づきあいをすることで、見込み客や既契約のお客様からもこれまでにない深い話や悩みを聞けるようになり、非常に短い時間でより深い人間関係構築を図れるようになった。」「沈んだ自分を大切にしてきたからこそ今がある」と美川会員は語ってくれました。

ずっと過ごしていける方とつきあっていきたい

自分づきあいを実践すると、過去の経験の全てが活かされ、人としての厚みと幅、奥行きが得られるといいます。「そうすることで、パートナーにも話せないような相談を受けることが格段に増えた。今ではそうした相談を受けることが保険営業そのものよりも満足感が高い。お客様と話すと、自分の幅や深さがどんどん変化してきているのが分かる。」「ロボットやAIには絶対にできないこと、それはこうした人間同士の深いコミュニケーションに違いない。」「数字になるからつきあうのではない。自分の人生でずっと一緒に過ごしていける方とつきあっていきたい」と美川会員は熱く語ってくれました。

「自らが輝き楽しみ、人を輝かせる」「ダイヤモンドのようにキラリと輝き楽しい人生を歩む」というコンセプトの基、プルデンシャル生命分会の影響力のある有志で設立した『きらく(輝楽)』いう名の私塾の創業メンバーでもある美川会員。「自分づきあいと人づきあい」という方法(『きらく(輝楽)メソッドの一つ』)に出会い、更に輝きを増した美川会員は、お客様はもちろん、同僚も組織も、ともに輝かせるための『きらく(輝楽)』の活動に積極的に取り組んでいきたい、とキラキラ目を輝かせながら力強く語ってくれました。

Contact: MDRTeditorial@teamlewis.com