医療コンサルの経験を生かした営業活動 

医療機関へコンサルティングサービスを提供する会社からファイナンシャル・アドバイザーに身を転じた𠮷富会員。前職では社の主要顧客を任され将来を嘱望されていたといいます。「40歳を前にして、毎年挑戦を続けられるファイナンシャル・アドバイザーは、胸を張って誇れる仕事だと感じた。」と話します。入社後は、前職の経験を生かした抜群の営業能力と、病院の建て替えやクリニックの新規開業などで関わったコネクションを生かし、２年でMDRT会員に登録されました。順風満帆とも思えるように活躍されている𠮷冨会員ですが、メンタル管理には相当苦労したと語っています。 

ルーティンの徹底したスケジュール管理によりセルフコントロール 

入社時は1週間で8つの新規アポイントと3件の契約という目標設定があり、自分に課した目標を続けることへの辛さや、提案への断り、アポイントを取得していた方からの着信拒否等、集中力の管理にも苦しみ悩んだ𠮷冨会員。「コントロールできることとできないことがある、自分のことをコントロールできるのは自分しかいない。」マイナスな現実に落ち込むのでなく、自分がコントロールできることを優先し大切にしよう、と考えるようになりました。こうした考え方の転換以後𠮷冨会員は、「何を優先すれば自分の目標に一番近い行動なのか振り返ること」を毎日のルーティンにしています。夜寝る前のふり返り、起床後の前向きなスケジュール管理。これらの徹底により、スケジュール管理のみならず集中力アップもできるといいます。𠮷冨会員は定年後のスケジュールも既に考えておられ、毎日のルーティンをきっかけに、人生目標を現実化しています。 

机上の空論では決してない大切な保険金 

𠮷冨会員が説得力のある提案をするようになったきっかけとして、必要保障の重要さを実感した経験があったといいます。開業したクリニックの理事長に保険を提案したものの断られ、そのまま押し通すことができませんでした。不幸なことに、その理事長が数か月後に交通事故で亡くなった際に、約6,000万円という不足額が必要となりました。「最終的に借り入れができたものの、たとえ保険提案を断られてもしっかりと必要保障額を計算してお客様にお伝えすることがライフプランナーの義務であると感じた。」と、当時の後悔した思いを語っています。こうした後悔を二度としたくない。自分が勧める保険は机上の空論では決してない。こう強く自覚したことで、それまで以上に説得力と根拠のある説明ができるようになったといいます。 

明確な目標設定と高いエネルギー 

自分の強みは高い目標設定にあるという𠮷冨会員。「自分に厳しい目標を課す、妥協はしない、できると信じる。」これらを常にこなし結果を出すには、なぜその目標を目指すのか、そこで何をしたいのか、自分自身が納得できる理由が必要だといいます。自分に強く植え付ける目標設定もまた、結果としてメンタルの負担を減らすことになるといいます。第三者から見ると、順風満帆にも見える𠮷冨会員ですが、その本質には人一倍強いバイタリティと徹底した自己管理がありました。 

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