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広大な北海道で何時間かかっても会いに行く~オンライン時代にこそ大切なお客様と分かり合う姿勢~
広大な北海道で何時間かかっても会いに行く~オンライン時代にこそ大切なお客様と分かり合う姿勢~

12 21 2022

広大な北海道で何時間かかっても会いに行く~オンライン時代にこそ大切なお客様と分かり合う姿勢~

北海道を地盤にして営業活動を続ける村山会員。コロナ禍によるオンライン面談の普及に「私たちは『どこでもドア』を手に入れた」といいます。しかし、オンラインですべてが解決できる訳ではありません。「大切なことは真にお客様と分かり合うことだ」という村山康志会員に、北海道での営業活動についてお聞きしました。

対象のトピックス

広大な土地でもフェイス・トゥー・フェイス 

生まれも育ちも北海道という村山会員は、広大な北海道全土で営業活動を続けてきました。「端から端までというと、1日から2日がかりでお客様に会いにいくことも度々あります」という。「実際に面と向かって会わないと分かりあえないと思っているので、お客様には距離と時間は気にしないでください、と言って会いに行くようにしています」という村山会員は、片道4時間~5時間という遠方のお客様にも車で面会に行くといいます。「雪で前が全く見えないホワイトアウトという状態になって、何度か危ない目にも遭った」そうで、北海道という広大な土地での営業には、他地域にはない苦労があるようです。 

会わないと真に分かり合えない 

「コロナ禍によってオンラインでの面談が増えてきました。私たちはまさに『どこでもドア』を手に入れたようなものですね」と語る村山会員。先日も新婚のお客様とオンラインで新規面談することがあったといいます。村山会員は、なるべく分かりやすく話したつもりでしたが、なかなか理解いただくことができないと感じました。理解いただけていないまま契約に向けて話を進める訳にはいかない、という村山会員は「次回はお伺いします」と面談のアポイントをもらい、札幌から北見まで片道300kmもあるご夫婦宅へ直接訪問したといいます。「とくに北海道のような広い地域で営業していると、オンラインを使うことで時間と距離の制約が無くなるという大きなメリットがあります。オンライン面談が可能になったことで、何年もお会いできていなかったお客様と話すことができるようになりました。但し、お客様と直接面会し、その空気感を共有することで真に理解し合えます。だから、今でもフェイス・トゥー・フェイスを大切にしています。」 

MDRT会員になると決めた11年目 

フェイス・トゥー・フェイスを基本に愚直な営業活動を続けてきた村山会員は、保険業界に身を投じてから10年間はMDRT登録できませんでした。「私にとって最も良くなかったのは、MDRT会員にはなれなかったものの生活が苦しくなるといった状況ではなく、ソコソコの営業成績を続けていたことです」といいます。「あれほど目指していたMDRTに今年もクオリファイできなかった」と独り反省会をした10年目を終える年末の居酒屋で、村山会員は「来年はMDRT会員になることを決めた」といいます。「なりたいと思うことと、なると決めることは違うのです」と村山会員は力を込めて語っています。「決めたからにはもはや退路はない。MDRT会員になることを前提に計画しなければならないし、日々やらなければならないことが明確になった」とのこと。広大な土地での営業活動で苦労が多いなかで、村山会員はその年、見事に「MDRT会員になることを決めた」ことを達成しました。 

言い訳がひとつもないMDRTの仲間 

MDRTの会合に参加するようになった村山会員は、何一つ言い訳がましいことを言わず、前向きに取り組むMDRTの先輩会員たちに胸を打たれたといいます。「東京に行って多くのMDRT会員の仲間と話すことによって、北海道では味わえない刺激をもらうことができます」といいます。「MDRT会員になってからは、また来年もこの刺激をもらえるようにMDRT会員であり続けることを目標にしています」と語ってくれました。この刺激を北海道の同僚や後輩にもなんとか伝えたい、と育成にも目を向ける村山会員は、広大な北海道の地で、オンラインのメリットを生かしながらも、地道なフェイス・トゥー・フェイスでの面談を大切にし続けています。 

Contact: MDRTeditorial@teamlewis.com