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人とつきあうためには、まず自分づきあいが大切
人とつきあうためには、まず自分づきあいが大切

7 01 2022

人とつきあうためには、まず自分づきあいが大切

Jun Mikawa美川は人とつきあうためにはまず自分づきあいが大切だと感じています。自らが輝き楽しめば人も輝かせられることを学びました。

By 蔭島 哲雄 Tetsuo Kageshima

対象のトピックス

人とつきあうためには、まず自分づきあいが大切
~自らが輝き楽しめば人も輝かせられるだろう~

「かっこつけて生きていた」という有 名な サッカー少年は、生命保険会社へ転職 して大きな挫折を味わうことになりまし た。MDRT登録回数は11回、また今年度MDRT 日本会広報戦略委員会の副委員長を務めるJun Mikawa 美川潤は、沈んだ自分を深く見つめ直すこ とで再起のきっかけをつかみました。「自らが輝き楽し めば人も輝かせられるだろう」と自分自身と真摯に向 き合っています。

有名なサッカー少年は「かっこよく」生きてきた

日本の古都、京都は古くからあるお寺などの名所、旧跡が有名で 世界各国から旅行者が訪れます。一方で人口250万人を超える 一大商業地域としての一面もあり、スポーツが盛んなことでも有 名です。この京都で少年時代を過ごしたMikawaは「高校生時 代に京都代表としてインターハイや国体に出場したこともある」 という、地域で有名なサッカー少年でした。周りから多くの注目を 集めて育った少年は、慶應義塾大学に進学・卒業後、大手IT企 業に就職し順風満帆に社会人人生をスタートさせました。しかし、 「かっこつけて生きていた」というMikawaは、保険会社へ転職 して初めて大きな挫折を味わうことになったのです。

自分が沈んでしまった

華麗な経歴を背景に生命保険会社へ転職したMikawaは、これ まで経験したことがない挫折を味わったといいます。「最初の2 ~ 3年は全く結果が出なかった。人とつきあうのは得意だと思って いたが、実はそうではなかった」と語る。自分が沈んでしまうと感じ たと語りました。ある見込客には、「美川さんは全てが完璧すぎて 返って怖くなった。何を考えているか分からないところがあってロ ボットと話しているようだ」と言われたといいます。苦しい状況が続 く中で、「できないかっこ悪い自分を受け入れることが再起の始ま りだった」と語りました。

人とつきあうためには、まず自分づきあいが大切で基本設定

「人とつきあうためには、まず自分づきあいが大切で基本設定」と語 る。生まれてから現在までの華麗な経歴やうまくいった経験等の明る い部分だけではなく、つらい経験や苦い経験、うまくいかなかったこと 等の暗い部分と徹底的に向き合うことを始めたといいます。「自分の過 去の暗い部分って自分にふたをしてしまっているため、なかなか思い 出せないです」というMikawaは、同僚や先輩、コンサルタントの協力 を得ながら、必死で「自分づきあい」にチャレンジしてきたといいます。

「人は自分のことを話す時、自身の明るい部分を話し がちで、暗い部分は話さない、もしくは話しても自虐的 に小ばかにし、せせら笑いしながら話す人が多い」とい う。「自身の暗い部分を軽く扱っている人は、お客さま や他の人の暗い部分も軽く扱っている傾向があり、逆 に大切に扱っている人はお客さまや他の人の暗い部 分も大切に扱っている傾向がある」と話してくれました。

私たちは常に「自分づきあいと人づきあい」この両サ イドのつきあいをしているというMikawaは、「人づきあいを良くし たければ自身の凸凹・明暗を大切に扱うという自分とのつきあい方 に変えればいい!」「逆に自分づきあいを大切にすれば人づきあい も格段に良くなる!」と話しています。「我々生命保険を扱っている人 間は、楽しい話、明るい話だけではなく、お客さまの困っていること、 悩んでいること、苦しいこと、つらいこと、死という深くて暗い部分ま で相談に乗り寄り添い、問題を解決することを期待されています」

「より深い自分づきあいをすることで、見込客や既契約のお客さま からもこれまでにない深い話や悩みを聴けるようになり、非常に短い 時間でより深い人間関係構築を図れるようになった」「沈んだ自分を 大切にしてきたからこそ今がある」と語ってくれました。

ずっと過ごしていける方とつきあっていきたい

自分づきあいを実践すると、過去の経験の全てが生かされ、人とし ての厚みと幅、奥行きが得られるといいます。「そうすることで、パー トナーにも話せないような相談を受けることが格段に増えた。今で はそうした相談を受けることが保険営業そのものよりも満足感が高 い。お客さまと話すと、自分の幅や深さがどんどん変化してきてい るのが分かる」「ロボットやAIには絶対にできないこと、それはこう した人間同士の深いコミュニケーションに違いない」「数字になる からつきあうのではない。自分の人生でずっと一緒に過ごしていけ る方とつきあっていきたい」と熱く語ってくれました。

「自らが輝き楽しみ、人を輝かせる」「ダイヤモンドのようにキラリ と輝き楽しい人生を歩む」というコンセプトの基、プルデンシャル生 命分会の影響力のある有志で設立した『きらく(輝楽)』いう名の 私塾の創業メンバーでもある。「自分づきあいと人づきあい」という 方法(『きらく(輝楽)メソッドの一つ』)に出会い、さらに輝きを増し たMikawaは、お客さまはもちろん、同僚も組織も、ともに輝かせ るための『きらく(輝楽)』の活動に積極的に取り組んでいきたい、 とキラキラ目を輝かせながら力強く語ってくれました。

Tetsuo Kageshima writes for Team Lewis, a communications agency assisting MDRT with content development for Asia-Pacific markets. Contact mdrteditorial@teamlewis.com.

Contact: Jun Mikawa jun.mikawa@prudential.co.jp