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コロナ禍・コロナ後で大切な要素
コロナ禍・コロナ後で大切な要素

2 08 2023

コロナ禍・コロナ後で大切な要素

コロナは依然として収束の兆しを見せないが、ポスト・コロナとなっても、現在のような営業スタイルは大きくは変わらないことも予想され日本会の入江ほづみ会員、錢谷敦会員、池上久美子会員が コロナ禍の営業で大切にしていること、またポスト・コロナに向けて備えるべきことをご紹介。

対象のトピックス

コロナ禍で凡事徹底の大切さを実感 

「コロナ禍になって営業先のオフィスに入れないことが増えた」と語る入江ほづみ会員。これまでは気軽に会話していたお客様となかなか会えない状況の中、これまで続けてきたお誕生日のお手紙は変えることなく継続し、さらにコロナ対策としてマスクと抗菌対策のハンドジェルを同封するようにしたという。その時も「元気に乗り切りましょう」と一言添えるようにしているそうだ。 

コロナ禍で普段会う機会が減ったからなのか、ハンドジェルの影響なのかはわからないが「お誕生日のお手紙ありがとう」「ハンドジェル使わせてもらった」「いつも主人にありがとうございます」とお客様の奥様から連絡をいただくことが増えたそうだ。入江会員は、ほんのちょっとした心配りが気配りとなり、会えなくてもお客様と途絶えることがないコミュニケーションができていると強く感じられるようになったと語る。 

コーヒーにしてもハンドジェルにしても決して高価なものではない。逆に高価なものだと逆にお客様に気を遣わせてしまう。それは、特別なことではなく普通の気遣い、いってみれば凡事を続けてきたに過ぎないという。入江会員は、「コロナ禍で人に会えない状況になって初めて、便利なメールやLINEではなく、お客様へのお手紙が最強のツールだったと実感しています。」と語る。 

コロナ禍で急速に広まったオンラインの波。しかし大切なのはコロナだからということではなく、これまでと変わらない心配りや気遣いという気持ちなのかもしれない。 

新しい扉を開くチャンス 

 コロナ禍前は会うことをすごく意識していたという錢谷敦会員。だがコロナ禍になり、オンラインで打ち合わせすることが増えたことで、時間や移動の短縮や、お互い家族と過ごす時間も増えるなど、オンラインの良さも実感したそうだ。 

また、オンラインでも熱量を伝える力というのは同じだと語る錢谷会員。オンラインを通じてあなたのそばにいますよという想いを伝えることがとても大切なことだという。オンライン上でもリアルで話しているのと同じような錯覚に陥ってきたとき、今後もオンラインを使っても大丈夫だという実感がもてたという。 

また、コロナ禍だからこそ創意工夫や発想の転換ができるのではないかという錢谷会員は、会社の仲間にも「新しい扉開けるで」と前向きな気持ちで取り組む大切さを話している。 

「コロナ後」に備える 

元看護師という経歴をもつ池上久美子会員。池上会員は、これからウィズコロナになり在宅ワークが増えると運動不足が問題になるという。「運動不足のために糖尿病や、高血圧、脂質異常だったり、要は成人病がこれからもっと増えてくる傾向にあると思うですね。そういった成人病等の病気によるところで保険というものが対応できるという、原点になると思うんですが、そういったところを強化できるような病気に対する手厚い保障というのが今後期待されてくのではないかなと思います。」と語る。   

看護師時代は病気になった患者さんをケアすることが仕事だったが、この保険業界に入って健康の方にお会いできたとしても、実際に蓋を開けてみたら病気のリスクをもっているというようなお客様がとても多いという。そのため、お会いできる方には健康面のアドバイスもさせていただきつつ、保険と医療というものを常にリンクさせながら活動しているという。 

これからどういう世の中になっていくか、それに自分の強みをどう生かしてお客様を守ることができるか。未来を見据えながら活動することの重要性を池上会員の活動は教えてくれる。 

  

Contact: MDRTeditorial@teamlewis.com