最近勇退なさった警察官を後援者でもある会計事務所から紹介されました。どうやら退職金を一時払いで引き出し、その総額£200,000を全て非課税で投資するようにと勧められているそうでした。
元警察官はその資金の一部を使う予定にしていたのですが、どうやって資金管理をすれば良いのか分からなくなっていました。先のアドバイザーは年10%から15%の利率が得られると説明していたそうで、金利の低いこの時代ですからなるべく早く何とかしたいとのことでした。
セカンドオピニオンが必要だと思った彼は、先の会計士に相談し、私を紹介されました。一方、このまま私が何もしない場合は最初のアドバイザーの意見を取り入れるつもりだとのことでした。
私たちはバーチャル会議でお会いしたのですが、当初から私は奥さまも同席することを強くお願いしたので驚いたご様子でした。さらに、基本的な情報を得てからお話したかったので面談前に質問書をお送りして答えていただきたいとお願いしたことにも驚かれたようです。彼にとってはもう一人のアドバイザーのセールス・ピッチと私のアプローチを比較する機会になりました。
面談ではお二人の価値観やこれからの時間をどう過ごしたいか、何が大事かについてお話を伺いました。現在の財政的ポジションを明確にしてからやっとファイナンシャル・プランの話に入りました。
そこには税制も投資利率の話も一切なく、私の料金体系はシンプルでした。お話をさせていただいたおかげでお客さまはこれから先の見通しが立ち、ご自分の資産をどのように守り、活用していくかが理解できるようになったとおっしゃいました。
その後いくつか質問を受けました。その中のひとつは、どうして投資利率についてあまり詳しく話をしなかったのかという点でした。お二人は今後のキャッシュフローについても詳しく知りたいとおっしゃいました。人生でやりたいことをかなえても経済的にやっていけるのかということも心配していらっしゃいました。
何回かの面談でリスクとリターンについて説明し、短期の利率ではなく長期的に資産をどう管理するかを重視するべきだと説明したところ、信頼できるファイナンシャル・プランナーとして私を選んでくださることになりました。誠意をもって、ていねいな対応をし、お客さまのことを一番大事にしたプランを提案し、その内容をお客さまも十分に理解してくださった結果です。
本当にうれしいことは、そもそも紹介をしてくださった会計士も私のプランニングを経験し、これまでに多くの友人を紹介してくださっていることです。だからこそ今回も紹介してくださったのだと思います。その会計事務所は私たちのやり方、信念そして仕事ぶりを十分に信頼してくださり、偉大なファンとして推薦してくださっています。とてもうれしい波及効果です。お客さまのために親身になってお助けすると、その方だけではなくそのまたお知り合いのお役にもたてるのです。
Edward Marshallはイギリス、Shrewsburyの3年目会員。連絡先は em@kingsland-ifa.co.uk.