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数字だけでは語りきれない
数字だけでは語りきれない

11 01 2022 / Round the Table Magazine

数字だけでは語りきれない

MDRT Foundation の Inner Circle Societyは20周年を迎え、単なる寄付活動以上の活躍をしています。

対象のトピックス

Brent R. Kimball, CFP, ChFCが初めてMDRT Foundationのサービス・プロジェクトに参加したのは2013年のCamp Rileyでの活動で、当時24歳だった娘を同伴して参加しました。

身体や認知障がいのある子ども達を支援するキャンプで、野外馬術場を作った経験は娘さんの人生を変えるほどの衝撃を与えました。 

それから6ヶ月が経過したころ、彼女は父親に「どうすればファイナンシャル・サービスの仕事ができるようになるの」と尋ねました。 

現在Katherine Kimball, BAは5年目のMDRT会員としてマサチューセッツ州Lynnで活躍し、MDRT Foundationのグラント委員会のメンバーです。娘さんがチャリティー活動に参加したことがきっかけでこの仕事に興味を持ち、チャレンジしたことをニューハンプシャー州Pembrokeで活躍し、2014年度のMDRT Foundation会長を務めた、34年間MDRT会員の父親のKimballは誇らしく思っています。 

思いやりのある行動が思わぬ結果を招くことがあるという好例ではないでしょうか。MDRT Foundationの Inner Circle Societyは今年20周年を迎えることができました。世界6ヶ国から76名の会員を誇るこの集団は2022年だけでもMDRT Foundationに総額$600,000を寄付しました。

2002年にInner Circle Society(以下 IC) が設立されたときは、年間$5,000以上をMDRT Foundationに寄付した会員が19名いらっしゃいました。Kimball はその創設以来のメンバー(もうひとり20年間ICメンバーを続けているのは、インディアナ州Indianapolisの53年間MDRT会員のJerry D. Semler, CLU)です。MDRT会員にとって大事な活動であるMDRT Foundationを応援する集団として、その年の Major and Corporate Giving Committee (大口および法人募金者委員会) がフィランソロピーを称える目的で設立しました。

当時年間$5,000もの寄付を求めるのはハードルが高すぎると思われていたとKimballは言います。(備考:一括での寄付以外にも毎月$417を寄付し続けている会員もいます。また、終身保険の保険料を会員が支払い、受取人をMDRT Foundationにする生命保険による寄付でICにクオリファイすることもできます)皆さんがご存じのとおり「頼んでみないと分からないものです」と笑います。

サークルは円

当時の募金活動はフォナソン(電話で募金を依頼)が中心で、Kimballは仲間に募金を依頼する際に、自分がまずICのメンバーであることが大事だと感じていました。ICメンバーとしてKimballは仲間にも今より上のナイトのレベルを目指すようにと働き掛けました。(ブロンズは$2,000、シルバーは$3,000、ゴールドは$5,000、ダイヤモンドは$10,000、プラチナは$25,000、エクスカリバーは$50,000以上)

「例えばゴールド・ナイトのメンバーに今年$5,000を寄付すれば自動的に次のレベルのナイトになれると励ました」と現在エクスカリバー・ナイトのKimballは述べました。

現在Inner Circle Societyには3つのレベルができました。Patrons(年間$5,000以上で60名が会員); Founders(年間$10,000以上で13名が会員); そしてBenefactors(年間$25,000以上で3名が会員)。

寄付をする以外にInner Circleメンバーにはどのようなベネフィットがありますか? ICメンバーはアニュアル・ミーティングで特別席を用意してあります。また大会中にレセプションがありますのでご招待します。さらに、メンバーによる貢献のストーリーを紹介するThe Societyというニュースレターを発刊しています。2023年からはInner Circleグラントも開始します。これにより ICメンバーは$5,000の寄付額の一部の受賞団体を推薦することができます。(Patronsは$1,000のグラント; Foundersは$2,000のグラント、Benefactorsは$5,000のグラント受賞団体を推薦)

5年間MDRT会員でイギリスShrewsburyのCatherine Gough, FPFSは2022年にICのメンバーになり、これからもMDRT Foundationの支援を続けながら、仲間を誘っています。

少し前に地元のチャリティーのグラントに応募した経験から、Foundationの委員をしていた仲間にInner Circleのメンバーになってほしいと依頼されました。もともとGoughtのビジネスはがんおよび神経変性疾患の研究を支援する組織や重篤な疾患の子どもや家族を支援していたのでそれは自然な行為でした。「MDRT会員の特典として、MDRT Foundationのグラントに応募できるという大切なベネフィットがあることを多くの方にリマインドしたいです」と語りました。

根強い支持

Kimball元MDRT Foundation会長もこれまでに2回グラントに応募したことがあり、いずれも自身が日ごろから支援している団体の活動でした。せっかくFoundationを支援してくださっている会員には、自身が応援しているチャリティーのグラントにぜひ応募してほしいと語りました。グラントへの応募はMDRT Foundationへの寄付と同じくらい大事なことで、皆さんが応援するチャリティーの発展を願ってぜひ応募してください。

KimballによるとInner Circleのメンバーになることも単なる一歩にすぎないと言います。

Inner Circleのメンバーになると、サービス・プロジェクトを主導したり、もしかすると地元でチャリティーを立ち上げることになるかもしれません。Kimballも小児がんと闘う子ども達を応援するAlex’s Teamというチャリティーを創設しました。MDRT Foundationに対するより大きなコミットメントをすると同時に、地元のチャリティーの活性化にも役立ちます。

 「わが家では毎年クリスマスの時期に、今年のクリスマスはどこに寄付をしようかと話し合います。そして多くの場合はMDRT Foundationに寄付をすることになります。なぜならば Foundationであれば、素晴らしいチャリティーを選んで応援してくれると確信しているからです」と述べました。

Contact

Catherine Gough cg@kingsland-ifa.co.uk
Brent Kimball freedomfin1@outlook.com