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より良いファイナンシャル・アドバイザーになるためにワークライフバランスを重要視する
より良いファイナンシャル・アドバイザーになるためにワークライフバランスを重要視する

3 07 2024

より良いファイナンシャル・アドバイザーになるためにワークライフバランスを重要視する

「仕事だけでなく、趣味、家庭、子供の教育、社会奉仕などいろな要素が人生の中にバランスよく並んでいるのが、本当のワークライフバランスだと思います。仕事はひとつの要素にすぎません。どの要素も中途半端ではいけません。一生懸命仕事をして、プライベートも充実させる。それが再び仕事にプラスに働く相乗効果を生み出します」とBPジャパンの代表取締役社長の脇若英治は語っている。岡本年永会員(東京都)、加藤洋会員(東京都)児島徳和会員(愛知県)より、それぞれのワークライフバランスについてご紹介。 

対象のトピックス

ワークライフバランスの線引きはハッキリさせる 

前職の旅行会社での経験を営業に生かし、過去に日本会会長もつとめた岡本年永会員。私の場合、オンオフはしっかり線引きする方だと思っています、と語る。「実は、お客様がきっかけで2年前からゴルフを習いに行っているのですが、ゴルフしながら新鮮な気持ちでお客様と会話したりします。それも私の中ではオフの時間です。どのくらいの休息時間を作るか?というよりも、いかにうまく息抜きをするか?というのが大切だと考えています。」「時間」ではなく、「質」が大事だという。岡本会員は乗り物も好きで、船を借りて一人でクルージングをしたり、飛行機のライセンス取得についても考えている。  

「長い人生の中で、オンでもオフの時間でも、そこで得たものは人生には影響してくるだろうと思っています。結果を出すには、趣味も楽しんで、かつ仕事も楽しんでという風に自分でコントロールをしていかないといずれ限界が来るのではないかと思います。1年ではオンオフの差はマイナスかもしれないですけど、5年や10年単位でみるとプラスになるようにしたいですね。と岡本会員。  

オフの時間こそが仕事や人生にプラスの影響を与えると岡本会員は信じている。  

トップクラスの登山活動と営業活動を両立させる 

学生の頃より海外へ遠征に行くほど精力的に活動をしている登山で、8000メートル以上の山も登る「登山家」としての顔も持ち、かつ日本会会長も経験したトップファイナンシャル・プランナーでもある加藤洋会員。登山肉体的な苦労と、営業の精神的な苦労は比較してはいけないのかもしれませんが、登山を思うと少々のことは何とも感じませんと加藤会員は語る。  

そんな仕事も趣味もプロである加藤会員だが、定年後に向けて意識的にワークライフバランスを考えながら働いているという。 

「例えばお金があっても体が続かなければ何もなりませんよね。営業成績が良い営業マンはそれだけ稼げます。定年後に嘱託として変わらず営業はできても、何かをしようと思っても体が持つあいだじゅう働いているので本当にリタイヤしてしまったらもう何もできなくなりますよね。そこで、最近は妻と年1回は海外旅行に行ったり山に行ったりして、決して週単位や月単位ではないですが、1年単位でのワークライフバランスは保っていると思っています」 

30年間MDRTを維持する秘訣 

生命保険会社を定年退職後も保険代理店でMDRTを維持し続けながら、経営をサポートする会社を立ち上げるなど精力的に活動を続ける児島徳和会員 

30年間MDRTを維持する秘訣の一つとしてワークライフバランスを挙げている。 

仕事のオンオフをやっぱり意図的に意識的に作らないと多分体壊れちゃいます。私も30年の中で一度ありましてですね、精神的にやる気が全然出ないときがありました。やはりこれは仕事のやりすぎというんですか。あるとき1ヶ月で1年分の仕事をやってコートオブザテーブルになったときがありましたけど、その反動としてですね、体がボロボロになっちゃって、これはいかんなと、やはりオンオフをですね、つけてやることが長く続ける秘訣だなっていうふうに感じますね。」と自身の経験を踏まえて語っている。  

人生100年時代といわれているが、長く精力的に働くことを念頭に置いた場合、ワークライフバランスは避けては通れないものだということだ。 

  

Contact: MDRTeditorial@teamlewis.com